2020年代

作品賞

受賞
2020 海辺の映画館―キネマの玉手箱
 予告編→
(配給:アスミック・エース)

ラストレター
 予告編→
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(配給:東宝)

2010年代

作品賞

受賞
2019 嵐電」(らんでん)
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 動画配信(U-NEXT)→
(配給:ミグラントバーズ、マジックアワー)

長いお別れ
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(配給:アスミック・エース)
2018 万引き家族
 予告編→
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(配給:ギャガ)

寝ても覚めても
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(配給:ビターズ・エンド、エレファントハウス)
2017 散歩する侵略者
 予告編→
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空はいつでも最高密度の青色だ
 予告編→
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2016 オーバー・フェンス
 予告編→
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団地
 予告編→
 動画配信(Amazon)→
2015 海街diary(うみまちダイアリー)」
 予告編→
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きみはいい子
 予告編→
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2014 野のなななのか
 予告編→
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ぼくたちの家族
 予告編→
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2013 さよなら渓谷(けいこく)
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横道世之介(よこみち よのすけ)」
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2012 この空の花 -長岡花火物語
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桐島、部活やめるってよ
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2011 一枚のハガキ
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奇跡
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2010 告白
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さんかく
 予告編→
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2000年代

作品賞

受賞
2009 ディア・ドクター
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ウルトラミラクルラブストーリー
 予告編→
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関連記事

初演は映画祭 TAMA映画フォーラム実行委 東京・多摩市公民館

1991年10月23日、朝日新聞

東京都多摩市の映画好きの市民が集まって映像文化を考える「TAMA映画フォーラム実行委員会」が結成され、手始めに1991年10月22日から多摩公民館で映画祭を開く。多摩市制20周年記念事業の1つとして、約40本の作品を上映。将来は、日本国内やアジアの貴重な映像作品を保存する「映像美術館」の誘致を目指している。

実行委のメンバーは、多摩市内の映画ファンやテレビ制作プロデューサー、フリーカメラマンら16人。これまで18年間に約300本の映画会を開いてきた多摩市公民館が、映画会参加者や映画鑑賞団体に呼びかけ、1991年4月に発足した。

最初は多摩市から映画祭の企画、運営を任されただけだったが、話し合いの中で「映画祭を機会に、まちを映画で彩るような文化活動ができないか」と議論。1回限りの活動でなく、映像美術館建設を目標に、上映会やシンポジウム、フィルムの保存・収集などの幅広い運動を計画している。

映像美術館構想は、映画やビデオ作品を保存する施設が日本国内では十分でなく、中には捨てられるものもあることから、アジア諸国の作品も含めて作品を収集、観賞する施設をつくろうというもの。映画祭をテコに、東京都や映像関係団体、企業に協力を働きかける。

建設場所として実行委が注目しているのは在日米軍の多摩弾薬庫跡地。多摩、稲城両市にまたがり、現在、ゴルフ場など米軍のレクリエーション施設がある。

実行委員長のテレビ制作プロデューサー熊谷健さん(53)は「実現は大きな夢。多摩弾薬庫跡地が返還されれば、平和と文化の森にしたい」という。

活動の手始めとなる映画祭のタイトルは「TAMA CINEMA FORUM」。1991年10月22日には、映画評論家淀川長治氏が講演。手塚治虫特集(10月23、24日)、「マザーテレサ」などのドキュメンタリー特集(10月26日)、アジアの映画(10月27日)、「台風クラブ」などの青春映画(10月30日)、恋愛映画と「おすぎのシネマレクチャー」(12月1日)など、盛りだくさん。

入場料は1日通し券で一般800円、中学生以下400円。10月23、24日は400円均一。10月23日夜はオールナイト通しで800円。問い合わせは多摩市公民館内の実行委事務局まで。


映像文化の定着、手さぐりで 市民らが映画祭 東京・多摩

1992年10月12日、朝日新聞

市民らの手づくり映画祭「TAMAシネマフォーラム」が、東京都多摩市公民館で1992年10月20日から開かれる。多摩市公民館主催で行われた1991年に続き2回目だが、前回のような多摩市の資金援助がない上、入場券の売れ行きもいまひとつ。実行委員会(熊谷健委員長)は「映像文化を根付かせるため、できるだけ多くの人に見てもらいたい」と呼びかけている。

この映画祭は1991年、多摩市制20周年記念事業として、多摩市公民館が多摩市内の映画ファンから実行委員を募って主催。9日間で約4700人が入場し、好評だった。「1回限りにしたくない」と、今回は1991年の実行委のメンバーを中心に市民ら17人が資金繰りからすべて企画。TAMAらいふ21協会の協賛を得て実現した。

「街を映画で彩り、将来は映像作品を保存する映像美術館を建設する」という目標に、映画評論家のおすぎさんも賛同、名誉実行委員長を引き受けてくれた。3日目のプログラムを自ら設定し、講演もする。

初日の1992年10月20日は「外科室」と「JFK」。2日目以降は日変わりテーマで毎日3、4本ずつ上映する。10月21日は「宮崎駿・高畑勲特集」、10月22日は「おすぎ特選映画シアター」。最終日の10月23日は「大林宣彦特集」で大林監督の講演もある。

前売り券は1日通しで一般1000円、小学生以下500円。問い合わせは実行委員会電話(多摩市公民館内)まで。


市民手作りの映画祭10周年多摩市内5会場で2000年10月18日から=東京・多摩

2000年10月12日、読売新聞

2000年で開催10周年を迎える東京都多摩市民による手作りの映画祭「TAMA CINEMA FORUM」(TAMA映画フォーラム実行委員会主催)が、2000年10月18日か10月26日まで、多摩センター駅前のパルテノン多摩大ホールなど市内5会場で開かれる。

この映画祭は、多摩市公民館が1991年の多摩市制施行20周年記念事業として市民に呼び掛けたのがきっかけで始まった。当時は、多摩市内に映画館もなく、日本映画の活性化や、街づくりを目的にスタートした。入場者も初回は4000人余りだったが、1999年は約2万1000人を数えるほどになった。

2000年の実行委メンバーは約40人。配給会社との交渉、ポスター、チラシ制作などのほか、企業の協賛金集め、フリーマーケット開催など資金繰りにも奔走して準備を進めてきた。

2000年は新しい才能を発掘する目玉企画として、「第1回TAMANEWWAVEコンペティション」が行われる。40歳未満の若手映像作家から公募したノミネート作品8本を上映し、一般審査員を交えた審査でグランプリを決定する。

期間中の上映作品は64本。カンヌ国際映画祭国際批評家連盟賞を受賞した「EUREKA/ユリイカ」、「風花」などを予定。入場料金は、1日通し券が前売り1200円、当日1400円。小学生以下は前売り800円、当日900円。同一会場での映画、講演などはすべて見ることができる。チケットぴあ、ローソンチケットなどで発売中。日程や会場などの問い合わせは実行委(多摩市立永山公民館内)へ。


TAMA CINEMA FORUM 短編作品で映画祭PR 2004年10月20日開幕=東京・多摩

2004年10月10日、読売新聞

東京都多摩市民が運営する映画祭「TAMA CINEMA FORUM」(主催・TAMA映画フォーラム実行委員会)が2004年10月20日から開催される。1991年にスタートした「TAMA CINEMA FORUM」も2004年で14回目。今回は、初の試みとして「TAMA CINEMA FORUM」を舞台にした短編映画を製作。新人映像作家を対象にしたコンペティション「TAMA NEW WAVE」の入選監督による作品で、CMに活用する。

短編映画は、2002年のコンペ「TAMA NEW WAVE」入選者の山岡大祐監督(29)が、入選以来、交流が続く実行委からの依頼を受けて撮影に臨んだ。

題名は「みかとせいじゅん」。聴覚障害を持つ女性主人公・みかと、恋人の女性・せいじゅんが、映画祭へデートに出かけるが、そこに、せいじゅんの元恋人が現れ波乱が起こるというあらすじ。主なロケ場所として、2004年9月で閉館した地元映画館「せいせきシネサイト」を使った。

12分版と1分版の、長短2つのバージョンがあり、12分版は映画祭のほか、インターネット上でも公開。1分版は、映画祭CMとして、CS放送チャンネルなどで流す。意表を突く設定に独特の語り口。PRのための作品としては異色の作品に仕上がっている。

企画した「TAMA CINEMA FORUM」ディレクター、黒川由美子さん(35)は「作品が面白ければ、映画祭にも興味を持ってもらえると考えたので、作りたいものを作ってほしいとお願いした」。

市民有志が運営する映画祭だけに予算は厳しく製作費は5万円。監督、スタッフ、出演者も無報酬で参加した。実行委も、ロケの調整など、全面的に製作にかかわった。黒川さんは「上映以外にも、こういうことができるとわかったことは大きな収穫だった」と話す。

主催側と作り手が密接に連携し、作品づくりにこぎつけられたのは、実行委が新人コンペ部門を「映画祭に活気を与えてくれる存在」と位置づけ、作家性を尊重しながら着実に運営してきたことが大きい。山岡監督は、「たくさん映画祭があり、作家も出品作品を選ぶようになったが、『TAMA』は、ここなら出したいと思える映画祭」だと語る。

「TAMA CINEMA FORUM」の開幕初日には、高村薫原作の「レディ・ジョーカー」を先行上映、2004年10月28日までの期間中に、やまばとホールなど多摩市内5会場で新旧85作品を上映する。このほか、映像作家と映画に出演したい役者を引き合わせる「CINEマート~映画人発掘市場」なども開催。創造的な映画祭へと進化し続けている。

「TAMA CINEMA FORUM」についての問い合わせは、「TAMA CINEMA FORUM」実行委まで。


市民が手づくりの映画祭楽しんで TAMA CINEMA FORUM 2010年10月20日開幕

2010年10月20日、東京新聞

【東京都】市民手づくりの映画祭として知られる「TAMA CINEMA FORUM」が2010年10月20日から10月28日まで、多摩市落合のパルテノン多摩などで開かれる。沖縄の普天間飛行場を含む世界中の米軍基地の現状を描いたドキュメンタリーで、日本初公開の「スタンディング・アーミー」(2010、イタリア)など約80作品を上映する。

「スタンディング-」は2010年10月20日午前11時から、多摩市永山のベルブホール(永山公民館)で上映。実行委員の三橋綾さん(38)がエンリコ・バレンティ監督らにメールで直接交渉し、上映権を獲得。字幕も自ら書いた。「沖縄の問題は特殊なように見えるが、実は世界中で同じ問題が起きていることを知ってほしい」と話している。

また、話題作の監督や出演者ら約50人がゲストとして登場。2010年10月20日はベルリン国際映画祭で主演の寺島しのぶさんが最優秀女優賞を受賞した「キャタピラー」の若松孝二監督と寺島さん、10月21日は小惑星探査機「はやぶさ」のプロジェクトを率いた宇宙航空研究開発機構の川口淳一郎教授がトークイベントを行う。

チケットは一般(中学生以上)が前売り1000円、当日1300円、子ども(4歳から小学生)が前売り800円、当日900円。会場やイベントにより料金が異なる場合がある。問い合わせはTAMA映画フォーラム実行委員会へ。


佐藤泰志原作 映画「オーバー・フェンス」*TAMA映画賞3冠*「殻破り歩む姿 観客に希望」

2016年10月11日、北海道新聞

函館出身の作家佐藤泰志(1949~1990年)原作の映画「オーバー・フェンス」(山下敦弘監督)が、「第8回TAMA映画賞」の最優秀作品賞に輝いた。主演のオダギリジョーさんは最優秀男優賞、蒼井優さんも最優秀女優賞を受賞し、3冠を達成した。

TAMA映画賞は、東京都多摩市で開かれる「映画祭TAMA CINEMA FORUM」を運営する市民ボランティアのTAMA映画フォーラム実行委員会が、最も活力あふれる作品、監督、俳優を感謝を込めて表彰。8回目となる今回は、2015年10月から2016年9月に一般公開された作品を対象に選考した。オーバー・フェンスは「心に痛みを抱え、未来に望みを持てずにいる人々の悲哀がそれぞれの迷いに寄り添いながら描かれ、彼らが自らの殻を破って新たな道を歩んでいくさまは、雲の切れ間から差す光のように観客に希望を与えた」と評された。

映画「オーバー・フェンス」は佐藤原作の「海炭市叙景」「そこのみにて光輝く」に続く3作目。2016年9月17日から全国で公開され、函館市内では本町の市民映画館シネマアイリスがロングランで上映中。

映画を企画した、シネマアイリスの菅原和博代表は「これまでの2作とは違う後味の良さや、俳優の魅力など評判がすごく良い。原作の力、函館の町の魅力があらためて引き出されている作品だと思う。評価していただいて、見る人にも伝わったのかなと思うとうれしい」と喜んでいる。